クマゼミ、ミナミトゲヘリカメムシ

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都城市 中心部の公園

午前中は都城市内、中心部に位置する神柱公園で自然観察会の講師に赴いた。観察会のあと標本作りの実演も行って、終了したのは正午過ぎ。

久々に吉野家の牛丼(年に一回ほど)を食べてから、別の公園に移動した。神柱公園にはアブラゼミがたいへん多いのだが、クマゼミはいない。クマゼミは街中のセミだが、案外、いる場所が限られている。さて狙い通りに、移動した公園でクマゼミの発生を確認できた。
クマゼミ抜け殻IMG_0480_1.JPGさすがに今の時期ともなると、雨風に飛ばされて抜け殻は簡単には見つからないが、雨風を凌げる草むらで発見できた。地表の脱出孔もあった。ここではハンミョウも多く、ハンミョウの撮影をするときは必ず訪れる場所でもある。幼虫巣の孔が無数にあり、まだ成虫も多数、活動していた。

公園の駐車場傍のクスノキでは、ミナミトゲヘリカメムシがいた。
ミナミトゲヘリカメムシ成虫IMG_0467_1.JPG
終令幼虫も多数いた。
ミナミトゲヘリカメムシ幼虫IMG_0468_1.JPGここのクスノキで繁殖したようだ。成虫は皆羽化したばかりの新成虫だろう。いづれも高い梢で撮影はノーファインダーだったので、うまくいかなかった。

犬の散歩に出掛けた頃は、ちょうど日没の時刻だった。カトリヤンマが私にぶつかりそうなくらい、低い場所で虫を追いかけていた。

日没IMG_0613.JPG

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