カマドウマ

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三股町 田上

午後8時、家の外壁にカマドウマの♀がいた。
カマドウマ_5A_0487.JPGこの仲間は似たものが多く、同定は難しい。カマドウマかどうかは確かではない。
カマドウマに翅は無い。その潔い?姿に好感を抱く。

今、読んでいる小説は「海の祭礼」 吉村昭。ペリーの黒船来航5年前の頃の話しだが、当時、日本列島の近海にはイギリス、フランス、アメリカの捕鯨船が毎年、数百隻(700近く)も押し寄せていた。それほど、クジラが豊富にいた頃で、特にマッコウクジラの鯨油を採っていたようだ。多くやって来る捕鯨船の中には当然ながら故障したり、難破したりして、乗り組員が日本の国土に上陸する事故も多かったようだ。


アメリカ青年マクドナルドは、鎖国中の日本に憧れ(一方でアメリカでの暮らしに絶望し)、捕鯨船員として近海まで来航し、遭難を装って日本に上陸。その後、長崎の通詞、森山栄之助との出会いから、物語は進行していく。
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