イナゴとカマキリ

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三股町 田上

メダケの葉を食べていた、コバネイナゴ。どういう味かわからないが、同じ生き物として、それが旨いことには違いないのだろう、と思いたい。

コバネイナゴ701A9608.JPG庭に佇んでいた、オオカマキリのメス。もちろん、この時期にオスはもう生き残っていない。
オオカマキリ701A9635.JPGお腹の膨らみからして、まだ産卵する元気はあるだろうが、すでに動きは鈍い。鈍いながらも威嚇行動はしっかり見せてくれた。

先日、21〜22日と長崎県諫早市、国立諫早青少年自然の家に出向いていた。
宮崎から長崎へはかなりの長距離移動となるが、熊本からフェリーで島原まで渡ると、高速道路をずっと運転するよりかは、はるかに楽かと思えた。いづれのルートを選んでも所要時間はほぼ同じだから、精神的にも肉体的にも楽なルートを選んでみた。
島原〜熊本間のフェリーはオーシャンフェリーと九商フェリーの2便がある。オーシャンフェリーは高速艇で、所要時間は30分。一方、九商フェリーはいささか老朽化の感もあるフェリーで、所要時間は60分。私は2社の違いを知らぬまま、港に到着したタイミングで、フェリーを利用してきたが、今回、島原からの戻りの便で、2便の違いを不覚にも初めて気付いた。
九商フェリーの運賃はオーシャンフェリーより、600円も安いのだ。その分、船の速度が遅いということなのだが、じつは、しかし船旅を楽しむという点では、九商フェリーの方が勝っている。オーシャンフェリー高速艇ではデッキに出ることもできないが、九商フェリーではデッキにベンチもある。実際の到着時間を見た限りでは、九商フェリーでは60分も掛かっておらず、オーシャンフェリーとの格段の違いを感じなかった。大雑把に言えば、どちらに乗船しても時間的に大差はない。ならば、船旅を味わえ、運賃も安い九商フェリーがいい。

諫早市での講演、観察会の仕事については、明日、書くことにします。


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