洞穴探検そして、トビムシ

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三股町 田上

庭の落ち葉を拾い上げては、眺めてみた。特に目的が無くても、何かしら出会いの予感は抱いている。で、いくつか手応えがあったうちの一つが、トビムシだった。小さな生き物で、体長2ミリあるかないか。本種の種名はまだ調べていない。
トビムシの一種_Z5A1476.JPG高校生の頃読んだ、吉井良三 著「洞穴から生物学へ」(NHKブックス/1970)から、たいへん大きな影響を受けた。洞穴学という分野に、なぜゆえか惹かれたし、それは吉井博士の文章が素晴らしくもあったからだと思う。高校に入学してから、自分の進路は、自分のやりたいことは、生物学だと決めていた。そんなとき、私の心を惹きつけた本の一冊が、「洞穴から生物学へ」だった。本書を読むことで、トビムシのことも初めて知った。

夕食時、外から、ヤマアカガエルの鳴き声が聞こえた。
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