安曇野市 長峰山

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安曇野市穂高町有明〜長峰山

安曇野、滞在最終日。今回は天候に恵まれて連日、晴れ。気温もかなり上がったが、その割に汗をかかなかった。湿度が低いからだが、そのことを実感したのは福岡空港に着いて空港ロビーに出た瞬間。博多の大気はベットリ肌にまとわりつく。まあ、雨も降り出したのだけど。

さて、宿泊をさせていただいたお家のすぐ傍で、久しぶりに、いや20数年ぶりにイタドリハムシを見ることができた。イタドリははまだ若く、イタドリハムシも出始めのようで個体数は少ないが、数匹、見つけることができた。オツネントンボも多数いた。
イタドリハムシ701A1880.JPG今回、取材撮影をさせていただいた「やまこの学校」 のスタッフの方に、長峰山に案内していただいた。ちなみにここの近くには「田淵行男記念館」がある。
長峰山ではレンゲツツジが花盛り。
レンゲツツジ701A1980.JPGハルゼミの合唱も賑やかだった。頂上近くではツマグロヒョウモンのオスが2頭いた。ヨコヅナサシガメもいた。そして、一番目についたのはウスバシロチョウ。安曇野の里山ではどこに行ってもウスバシロチョウがいる。
ウスバシロチョウ701A1973.JPGウスバシロチョウも10数年前に群馬県猿ケ京で撮影して以来のこと。だからデジタル撮影では初めてとなる。九州には生息していないし、この時期に県外へ遠征すること自体、滅多に無い。 (記憶違いにあとで気付いた。ウスバシロチョウの写真データが入っているフォルダーを見つけたから。撮影場所は群馬県水上町。)

サクラの葉っぱには、チャバネフユエダシャクの幼虫がいた。
チャバネフユエダシャク幼虫701A1977.JPG三日間、安曇野では「やまこの学校」の方に大変、お世話になりました。ありがとうございました。次回は7月、再び取材撮影で訪れる予定。

福岡からは高速バスで都城まで戻ったが、熊本県の益城町近辺での高速道路の被害が甚大で、一部対面通行のため5キロの渋滞となり、到着が予定より50分遅れとなった。被害の様子を車窓から見ていると、復旧にはかなりの日数が必要のように感じた。




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