年始めの山仕事とは

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三股町 田上

今日はスギ倒木の伐採作業を行った。観察路の天井を横断している倒木。

伐採IMG_1360.JPG昨年の台風で倒れたのだが、何かの拍子で落下する危険性がある。根元は茂みに隠れてよく見えないが、樹高は15メートル以上あるようだ。

スギは根が浅く、強風で倒れ易い。杉植林の間近に家がある場合は、危険と隣り合わせ、ということになる。昨年の台風では三股町内外のあちこちで倒木が多発し、電線をなぎ倒して停電も頻発した。こうした被害を見ていると、手入れの為されていない杉植林は危険を孕んだ、厄介な存在としか映らない。

上画面の左側は池で、三股町の土地。池の縁=観察路から右側が私の土地。したがって、画面左端の所から倒木を切断して除去するわけだが、倒木の重量バランスを把握してからでないと、迂闊には伐採できない。

そこでまずは、倒木頂部の接地している薮を払いながら様子を探ってみた。この作業だけで45分。
ナタと鋸で手作業だ。
伐採IMG_1346.JPG倒木頂部の枝を払ってみると、この部分では地面に接地しておらず、倒木全体を支えているのは、池の方で垂れている枝(樹高半ば)であることがわかった。ならば、頂部から順に切り詰めていって大丈夫だ。
跳ね上がりの危険は無い。昼食を挟んで、チェンソーの刃とぎを入念に行い、午後1時から伐採作業を始めた。頂部から60センチ間隔で切断していき、次に観察路に脚立を立てて、次々と切り詰めていった。


伐採IMG_1421.JPG池に残った倒木は高さもかなりあることと、池の沼地だから脚立も梯子も立てようがなく、作業不可能。さらに自分の土地ではないので、これ以上の作業はできない。
観察路の上部を塞いでいたスギ倒木は除去できて、スッキリした。

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正午過ぎ、花壇のパンジーにモンキチョウが飛来し吸蜜していった。
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