ケケンポナシの結実、そしてオオツノカメムシ

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片道8時間。往復16時間。現地(愛媛県面河渓)での撮影、2時間。

車の運転時間は11時間で、あと5時間はフェリー船内で休憩がとれるものの、少し疲れた。

しかし、今日の撮影は2年前から下見をして、今か今かとそのタイミングを待っていただけに、
天候にも恵まれ、予想以上の成果を得ることができた。

ケケンポナシの実。一昨年は全く花が咲かず、実は成らなかった。

ケケポンナシIMG_9148.JPG昨年、花の撮影はできて実は成ったものの、オオツノカメムシは一頭も姿を見せなかった。オオツノカメムシの繁殖には、ケケンポナシの実が必須。

しかし、今夏は多数のオオツノカメムシが集まってきた!!


メスを探し歩く、オス。

オオツノ♂IMG_8989.JPG何年ぶりだろうか? オオツノカメムシの姿を見るのは。ずいぶんと年月が経ってしまった。
オオツノカメムシとの最初の出会いについては、拙著「ぼくは昆虫カメラマン」(岩崎書店)に少し書いてある。

1令幼虫群を保護する、メス親。
オオツノIMG_6685.JPG
来月には、成長した幼虫たちの撮影に訪れる予定。
次回は少し時間をかけて、ブナ林での撮影も予定に組んでいる。

戻りの八幡浜フェリーのりばで、階段にころがっていた、シンジュサン♀。
シンジュサンIMG_6760.JPG逃げるか?と慎重に掬い上げたら、すでに死後硬直状態だった。

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