ハチ採り

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[ 宮崎県 三股町 ]

松山から車の走行距離はほぼ290キロ。

八幡浜港で朝食に弁当を食べたこともあって、昼めし抜きで三股町まで直行した。

戻って荷物を降ろし終えたちょうどそのとき、同じ集落のHさんがやって来た。

「お久しぶりですね。」

Hさん、「くまばち」の偵察である。今年もハチ採りをやるようだ。

あいにく私の林には一匹しか「くまばち」こと、オオスズメバチはいなかったが、

「あちらのニレにはいつも数匹が来てましたよ。」と先日観察したことをお話した。

Hさんは、罠で捕らえた猪の肉を私にも分けてくれて、以前このブログでも紹介した

ことがある。じつに美味しい肉だった。ハチ採りも毎年、趣味で続けている。

Hさんはヒメスズメバチのことを「尻黒」と呼んでいた。なるほど。

「尻黒」ではダメなのである。

Z9182024オオスズメバチ.jpgさて、夕方の犬の散歩ですぐ近くにオオスズメバチを見かけた。

クヌギの樹液に集まっていた。

その先にあるハルニレの樹液には、すでに餌が掛けてあった。

Z9182028.jpg嫁さんが言うには、このペットボトルはしばらく前から設置してあるとのこと。

ということは、Hさんのライバルがいるのだろうか?

できれば、ハチ採りの現場に同行してみたいが、雨合羽にヘルメットを合わせた

簡易防護服だから、刺されることも毎度のことらしい。

さすがに、私もオオスズメバチには刺されたくない。これまでに2回、頭をやられている

からなおさらだ。あれは痛い!

刺されてもハチ採りをやる、という情熱とは凄い。

Hさんは板金屋さんで、体もがっしりとしている。いつもタオルを首に巻き、

車を運転するときはサングラスを掛けていて、凄みもある。

うちの物置小屋や飼育室の屋根も、Hさんにやってもらった。

Hさんについて語ると長くなるので、またの機会としておこう。

( 写真: E-M5  ライカ45ミリマクロ FL-300R )







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