ゴマダラチョウ、樹上越冬

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都城市、有水の森を少し歩いてみた。

有水の森IMG_3319.JPG
( 写真:     Canon EOS 6D    EF17-40mm f/4L USM )

画面手前が広場なのは、これは奥(右手)にあるスギ植林から伐採木を

運び出すために拓かれたのである。 地面に皿状の大きな窪みがあちこちにあり、

イノシシやシカが多いことが窺える。     笹の葉には、シカの食べ跡があった。

鹿の食痕701A0105.JPG
( 写真: Canon EOS 5D Mark III   EF100mm f/2.8L Macro IS USM )

午後からで、あまり時間がなかったこともあり、とくになんの成果も上がらず。

ただ、数年前に比べて、スギの伐採作業がかなり入って、ぽっかりと荒地が

広がっている場所が目に付いた。伐採したあとはどうなるのだろう?

またスギを植えるのだろうか。

うちに戻って車から降りたところ、エノキの枝先に目がいった。

車から1メートルしか離れていない。いつも見慣れた光景だが、エノキの枯れ葉が

枝に残っているのが気になった。 今日まで見落としていた。 

よく見れば、やはり、ゴマダラチョウの越冬幼虫がいた。

樹上越冬701A0110.JPG
( 写真: Canon EOS 5D Mark III   EF100mm f/2.8L Macro IS USM )

幼虫は葉柄から枝にかけて入念に糸を吐いているのがわかる。

これなら、風に吹き飛ばされなくて済む、が、しかし、乾燥からどうやって

身を守っているのだろう?  アカボシゴマダラ幼虫についても同じことが気になる。



     夕方、犬の散歩。 いつもの柿の木。

柿の木IMG_3333.JPG
( 写真:     Canon EOS 6D     EF17-40mm f/4L USM )








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