あしながばち

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数日前、飼育室にアシナガバチが一直線に入っていく姿を目撃した。

これは巣作りに違いないと思い、あとを追うと天井近くに着地した。

アシナガバチ女王IMG_8253.JPGヤマトアシナガバチのようだ。今の時期単独で巣作りするのは、女王蜂である。

今日は雨なので、ずっとこうして巣に寄り添ったまま静かに休んでいる。

六角形の巣部屋の奥には卵が一個ずつ納まっている。

巣作りの様子を継続して観察してみたいが、彼女たちはかなり神経質で、

このくらいの段階で、プイっと放棄してしまうことも多い。

飼育室の西側は壁がなく、解放されているが、雨風をほぼ凌げる条件付き

だから、巣場所としては安定してこの上ないだろう。

ただし、毎年梅雨の頃、嫁さんがこの巣のすぐ真下の流しで、

ラッキョウの洗浄と根切り作業を行う。 巣が大きくなってワーカーの数も増えると

巣の近くでの挙動には注意したほうがいい。

「駆除せよ!」との声がもう聞こえてきそうだ。

( 写真:     Canon EOS Kiss X6i レンズ    EF40mm f/2.8 STM+魚ロ目8号

                                  内蔵ストロボ使用  )
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