酒の友とは

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ササの葉裏に、セグロベニトゲアシガ、が止まっていた。 歩いて一分の場所。

セグロベニトゲアシガ15A_4335.JPG縦に一センチあるかないかの小さな、蛾。 しかし、この蛾の生い立ちを知れば、見方も

変わるだろうと思う。  少し目線をずらすと、ササの葉裏に白い粉の塊がすぐ見つかる。

ササコナフキツノアブラムシ15A_4339.JPG白い粉の集団は、ササコナフキツノアブラムシのコロニーだ。

ここのササは冬の間に背丈が半分まで刈られたのだが、それが影響したかと思う。

春から若葉をグングン伸ばしたササが、ササコナフキツノアブラムシの繁殖には

好適な条件だったのだろう。

セグロベニトゲアシガの幼虫は、このアブラムシを食べて育つのである。

だとすれば、見てみたいよね、そのシーンを。  

 さて、梅雨も本番。今日は少し蒸し暑くなった。 仕事部屋では、扇風機を回している。

これだけで、ずいぶんと快適になる。

この時期にいただく日本酒は、純米吟醸「真澄」。長野県諏訪市の酒です。

さっぱりとした口あたりがいいのだが、田舎暮らしでは居酒屋とは縁が無いので、

毎晩、独り酒となる。

    でも、この頃になると、「酒の友」が来てくれる。

ショウジョウバエ701A6342.JPGショウジョウバエ、です。 拡大してみると、けっこう可愛い。 赤い眼もいいねえ。

ぐい呑みは、松山の砥部焼。

ぐい呑CIMG3316.JPGいくら飲んでも、ショウジョウバエは、酔っ払いません。






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