クロヒカゲ幼虫、4眠に入る

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飼育中のクロヒカゲ幼虫が、4度目の眠に入った。

先月初め、クロヒカゲの産卵を目撃し、その卵を採取してから育てている。

クロヒカゲ4令眠IMG_8578.JPG
明朝には脱皮して、終令の5令へとステージが進むだろう。

クロヒカゲ4令眠IMG_8586.JPG

文献によれば、終令幼虫での越冬もあるようだが、私のこれまでの観察では、

越冬幼虫は3令が多かった。飼育中の幼虫は屋内という条件下で成長が速いのは

当然だろう。

もちろん気にかけて、我が家の林での野外幼虫も並行して観察している。

つい先日、見つかった幼虫はいづれも、2令だった。

眠に入っているものもいて、それらは今日、3令となっていた。
 

話は変わるが、野外のクワから持ち帰っていた、クワゴの繭から

ようやくのこと、一昨日、1♂が羽化した。今年最後の世代は今頃、羽化するようだ。

まだ残る2つの繭は羽化していない。








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