まっすぐの竹は、得難し!

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1月に開催される「おねっこ祭り」とは、農畜産の収穫への感謝と、

五穀豊穣祈願により執り行なわれる。 

文明の象徴とも言える「火」が、行事の主人公となるのも当然のことではある。

燃やす櫓は、竹で組む。中心に高くそびえる真竹は10メートルほど。

舟のマストのようなこの柱は、真っすぐでなければ絵にならない。

昨日は、竹の切り出し作業から始めたが、その真っすぐな竹は稀であり、

探すのに苦労する。苦労しても理想的な竹などありはしない。

「こんなとこかなあ〜」で、皆が納得する。 

竹_MG_1256.JPG
目線の高さでは真っすぐでも、上部を見上げると曲がっているものがほとんどだ。

風の影響と、竹林が混み合っているせいでもあろう。

「もうちっと、整備しなさいや!」と思わず言いたくなる。

どこの竹林も杉林も、放置されて無惨だ。

それはさておき、竹の選別、切り出し作業中にツヤアオカメムシを見つけた。

そのツヤアオカメムシ、まだいるかな?と本日、買い物に出たついでに覗いてみた。

なんと!昨日のまま同じ格好でいてくれた。

ツヤアオカメムシ_MG_1254.JPG昼間でも薄暗い林だが、ちょうど陽射しが当たっている竹に止まっていた。

このあと我が家の玄関先の外壁にも、一匹見つけた。 今の時期、探すとなるとそれなりに

時間を要するが、少しばかりアンテナを上げればいいわけだ。

それにしても、北風が強く、寒い一日だった。

霧島山系最高峰の韓国岳も真っ白に冠雪。

霧島山_MG_1258.JPG手前の高千穂岳には雪が無い。

霧島山_MG_1263.JPG


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