キリガの一種

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Telorta  トガリキリガ属の一種だろうか。  我が家の林にいた。

キリガの一種IMG_9562.JPG撮影しているうちに、翅を小刻みに羽ばたかせ始め、やがて飛んで行った。

この仲間は10〜11月の晩秋に羽化し、 冬の夜、樹液やツバキの花などにやって来る。

冬の樹液も、それなりに賑わいがある。 今度、撮影しておこう。

今日は小雨が降ったり、止んだり。

昼過ぎ、晴れ間も出たので林に降りてみたら、足下からタテハモドキが飛び出した。

いつもなら飛び去ってもすぐ、地面の落ち葉の上で日光浴するのだが、

なぜか上空へとグングン舞い上がり、高い高い梢に落ち着いた。

タテハモドキが高所に逃げる姿は、初めて見たと思う。

気温はさして低くもなく、むしろ暖かく感じるほどだった。

ケヤキの幹や枝先には、ヒメアカホシテントウが多数、目についた。

歩いているもの、2頭が身を寄せ合って休んでいるもの、一本のケヤキそれぞれに

5〜8頭は数えることができた。5本のケヤキを合わせたら25〜40頭近くは

いたことになる。見える範囲でのことだが。 

そういえば、ヒメアカホシテントウの暮らしぶりなどきちんと観察したことがない。

カイガラムシを食うらしいが、補食する姿も見ていない。






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