博多の朝は、雨だった

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タイトルのように、ホテルで目覚めたときは雨音がしていた。シャワーを浴びたあと、一階の食堂で朝食をとっているときも、大きなガラス窓から、傘をさして歩く人をぼんやり眺めていた。が、しかし、チェックアウトした時点で、ピタリと雨は止んでいた。「自分は晴れ男」だと確信しておこう。

博多駅でお土産コーナーをぶらついて時間調整したが、背負ったカメラザックがやけに重い。晴れ男も歳には勝てないな、と思う。いや、観光客の雑踏のなかと、与那国島の森とでは、そりゃあ比べるべくもない。つまり場違いなわけだ。ツルツルの人工床を歩いて調子も狂う。傘をさすこともなく、貝塚駅から歩いて3分。新緑のクワ畑が迎えてくれた。
クワ畑P4060137.jpgこのようなクワ畑が我が家にも欲しい。昔は全国各地にこのような光景があったはず。

九州大学遺伝子資源研究センターで打ち合わせをしたあと、慌ただしく西鉄天神高速バスターミナルへ。九州では初めての高速バスに乗る。博多〜宮崎のスーパーフェニックス号(九州JR)の乗り場は、ビルの3階フロアにあった。地下鉄駅からバスターミナルへの順路はちょっとわかりづらかった。PARCOの店内を一部抜けるややこしいルートだ。
高速バスP4060142.jpg
「スターバックス」でホットベーグルサンド とアイスコーヒーを買い求め、6番乗り場から乗車。乗客は7名だった。車中、日本映画のDVDを視聴でき、面白かったが最後まで観れず残念。降車後、嫁さんの運転する車内に。まだ新車の香りがする。ライトに照らし出される畦道の光景が一変していることに、予想はしていたが、浦島太郎の気持ちになった。「うちの林も、もうウグイス色になったんだろうね」。

帰宅すると郵便物に混じって、CanonE-M3のマウントアダプターが届いていた。与那国島に行きそびれたよね、E-M3。
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