クモという生き物

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今日は朝からずっと雨。室内の気温はほぼ20度だが、肌寒い。Tシャツ一枚、というわけにはいかない。昨日の夏日から一気に季節が逆行した。今日の写真は昨日撮影したもの。
ネコハエトリの♀が、マダラガガンボの一種を補食していた。
ネコハエトリ_MG_7569.JPG
このあと数時間後には、ハシリグモの一種に捕らえられたネコハエトリの♀に遭遇。
ネコハエトリ701A9135.JPG自然界とは、こうして食べる食べられる、ということが繰り返される。人はこうした光景を見て、残酷だとか言うこともあるが、人間社会では毎日、様々な生き物を殺して食材にしていることには気が回らないらしい。生々しい自然の営みに目を背けて、綺麗な姿だけに感動を求めると、偏った自然観に陥る。

さて、室内撮影では照明にストロボを多用する。そのときに必須な道具が、露出計である。
フラッシュメーター701A9214.JPG今の時代、デジタルになってからカメラの基本など知らなくても、そこそこ写真が撮れるようにはなった。
写真の基本を知らなくても、結果オーライでザクザクと作品が出来る。それはそれでいいと思うが、何かしらトラブルが生じたときに、基本知識がないと対応できないことが生じる。写真がどうやって写るのか、せめて基本知識だけは知っておいたほうがいい。写真は光を捉える技術だが、そこをないがしろにしては、良い作品はできない、と自分は思う。


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