オスの顔、メスの顔

| | トラックバック(0)
カイコも終令となると食べる量も格段に増えて、日に3回は、糞の掃除と餌換え作業が続く。熟蚕となって、パタリと食欲が減じる頃、正直、ホッとするが、もうじきのことだ。もっとも、まだ3、4令のグループが後続で育っており、来週後半あたりからまた山場を迎えるだろう。クワの葉の調達は4〜5日おきにまとめて行う。冷蔵庫の野菜室に入れておけば、1週間は保つ。
朝一番、朝食をとる家族を横目に、黙々と餌換えをやる。家族は見なれた光景だろうから、何も口を挟まない。おカイコさまの飼育を居間で行っているのは、ここが南向きで一番暖かいからである。もっとも直射日光が当たらないように気を使っている。わざと家族の前で作業をする理由のもう一つは、私のやり方をちゃんと見て、覚えて欲しいからでもある。「お父さんは、いつもこうしていた」という見本を演じてもいるわけだ。

カラムシではラミーカミキリの姿が増えてきた。今日は交尾カップルもいた。

ラミーカミキリ_MG_8212.JPG
上の写真はメスの顔に、下の写真はオスの顔に、それぞれピントを合わせている。
ラミーカミキリの雌雄は、こうして顔の模様や体の大きさの違いがはっきりしている。
« もう、ホタルの季節       ヤブヤンマ♀、ノアザミ »