エサキモンキツノカメムシ幼虫の脱皮

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都城市内の公園。エサキモンキツノカメムシの1令幼虫が脱皮して、2令になっているものもあった。
エサキモンキツノカメ2令IMG_0608.JPGあるいはふ化直後のものもあった。ともかく、どのメス親の下でも順調に育っているようだ。

ネムノキのカキバトモエ幼虫も大きくなっていたが、その幼虫を撮影中、背後の池で水を叩くような大きな音がした。「鯉が跳ねたか?」と振り向けば、なんと猛禽類のミサゴが魚を鷲掴みにして池から舞い上がる瞬間であった。「ええ!!こんなすぐ傍で!」 こんな町中の公園でなんでやねん!?

気を取り直してさらにカキバトモエ幼虫を観察していると、キアシナガバチが飛来し、次々と幼虫にアタックしていく。すると幼虫たちは、瞬時に跳ねて、地面に落下していった。見事に難を逃れていたのである。
キアシナガバチは連敗続きで、諦めたように上空へと飛び去って行った。

と、またもや背後で「バッシャ〜ン!!」と派手な水音。さっきから5分と経ていない。ミサゴが急降下して、池の魚をハンティングしていった。時計を見れば、午後4時近い。もう今日は来ないかな。それにしても、ミサゴの狩りを十メートルほどの至近距離で見たのは、初めてのことでびっくりした。

キキョウIMG_0992.JPG

田上夕暮れIMG_1014.JPG久しぶりに気持ちよく晴れた。空気も清々しく、家の窓という窓を全部、空け風を通した。風っていいねえ。公園ではキキョウが咲き始めていた。田植え作業もピークを迎えた。

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