ハシブトガラス、カブトムシを狩る

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樹液レストランは連日、大賑わいだ。

この賑わいを眺めて楽しんでいるのは、人間だけではない。楽しいかどうかは知らないが、旨そうだなあ、と狙っている輩がいる。カマキリやカエルもそうだが、もっとも手強いのが、カラスだ。
でっかいノコギリクワガタやカブトムシが、内蔵だけ喰われて惨めな残骸として、路上に転がる光景は珍しくない。その犯人が、カラスだとわかってはいても、現場を見るのは難しい。カラスはとても用心深いからだ。しかし、今日はちょっとしたタイミングで、カラスの狩りを一部だけだが、見ることができた。ハシボソガラスが、でっかいカブトムシ♂をくわえとり、私の仕事部屋の屋根に持ち去ったのである。何度も雨樋に落としては、くわえ直していた。

カラス701A3468.JPG
カラスにとって、カブトムシやクワガタムシは、貴重なタンパク源の餌なのである。「人間なんかに採られてたまるか」、なんて声が聞こえてきそうだ。

写真は、かなりトリミングしています。

※当初、ハシボソガラスとしていましたが、友人に問い合わせたところ「ハシブトでは」との指摘をいただき、庭に出入るするカラスをよくよく観察してみた結果、やはりハシブトガラス、と断定しました。
ここに訂正いたします。
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