カレハガ、コガタコガネグモ

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三股町 田上

仕事場のライトに飛来した蛾のなかで多かったのが、キオビゴマダラエダシャク。数えてみれば、13頭。
他にも初登場の蛾がいて、撮影していると、ふと背後に何やら気配を感じた。チラ、チラ、と視界の隅に入って来るシルエットが、カレハガだろう、としばらくして気付いた。

カレハガ_Z5A5082.JPG陽射しが出てから、改めて見てみるとよくわかる。やはり、カレハガだ。

カレハガ_Z5A5111.JPG

さて、この時期になると、コガネグモ幼体は成長著しく、今日は成体を1頭見た。まだまだ小柄な幼体も残っているが、ずっと観察してきた、玄関先の幼体が昨日、脱皮して成体となっていた。成体となったところで、この個体はコガネグモではなく、コガタコガネグモであることがわかった。

コガタコガネグモ_Z5A5158.JPG
脱皮したばかりで腹部が萎んでいるが、いづれふっくらと大きくなる。このコガタコガネグモの幼体の姿は、コガネグモ幼体とはかなり違う色模様をしていたが、家の周囲にはコガネグモが圧倒的に多く、コガネグモの色変異だろうか?などと想像してしまった。
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