訪問者とは

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まず驚いた。なぜかと言えば、仕事部屋の外壁にフチグロトゲエダシャクのオスが止まっていたからだ。午前10時のこと。
フチグロトゲエダシャク♂_MG_4191.JPG午前9時半、歩いて2分の畦道に降りてみた。北風強くしかも時刻が早いので、フチグロトゲエダシャクの♂が飛翔するはずもなく、やはりその通りで、全くオスの飛翔は確認できず。メスの姿も無し。もうシーズンは過ぎたか、と思い直し、うちに戻った。玄関から上がらず、仕事部屋の方へ回ってみたのだが、ちょっとした気まぐれが、今朝の出会いとなった。白い波板に止まっていれば、いやでも目立つ。いづれにしても、我が家はフチグロトゲエダシャク生息地のど真ん中に立地しているに違いない。おお〜!なんたることよ!

オスの静止していた場所は地面から30センチほどの高さ。よくよく、オスの体を眺めてみれば、まるで羽化したてのように新鮮であった。もしかしたら、この場所の近くで羽化した可能性もある。もっとも、庭を飛ぶオスは目撃されているので、こうして風を避けて壁に避難したオスと、想定することもできる。

追記:本日、午後2時過ぎ、我が家の林で、ミヤマセセリが元気に飛翔していた。

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