フチグロトゲエダシャクの若齢幼虫

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2月後半〜チラホラと姿を現した、フチグロトゲエダシャク。成虫はもうとっくに死に絶えたが、そろそろ幼虫達の様子を見ておこうと思った。まだ小さいながら探せば見つかるだろう。♀成虫が次々と羽化していた畦道に行ってみた。ヨモギをしばらく覗き込んでいたら、一番大きなので2センチほどの幼虫がいた。
見つかった幼虫は全部で5頭。体長はせいぜい1センチくらいのものがほとんど。ほんとにヨモギを喰うのか証拠写真(上)を撮るまで道路に寝転がって粘ってみた。
フチグロトゲエダシャク幼虫の終齢幼虫は、例年ゴールデンウィークの頃、よく見る。成熟するとやがて地面の土に潜り、蛹となる。蛹は長い休眠に入って、羽化するのは来年2月半ば以降となる。中にはさらに1年休眠し2年越しで羽化するものもいるようだ。

今朝も気温が低め。雲が多く、ときに陽射しあるも、風強く、体感気温が低く感じられる。夜になって空が真っ黒になり雷雨となった。おかしな天気が続く。

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