箱の中身

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今日は一日中、雨。谷津田では田植えの準備が忙しい。この辺での田植えは今月半ばがピークとなる。田植えは遅くなっても、イネの成長が早いので帳尻が合うということらしい。
画面左に積んであるクヌギ材は、ヤマトタマムシとタイワンオオテントウダマシをはじめ、多種類の昆虫達のゆりかごとなっている。
梅雨つづく_5A_8232.JPG昨日、書類関係の大整理を行った。そのときに出て来た小さな薄い桐箱。
「おや?この桐箱、何を入れてたんだっけ!?」
絹の風呂敷が入っていた箱だったと思うが、空にしてから、どうにも記憶が戻って来ない。そっと蓋を開けてみれば、中にはクロメンガタスズメの展翅標本が納まっていた。
クロメンガタスズメ_5A_8221.JPG
この標本は昨年の9月、近くの納屋で拾ったものだ。死んで間もない新鮮な個体だったので、持ち帰って展翅したのであった。防虫剤も一杯詰めていたが、だいぶ蒸散していたので、交換しておいた。
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