いもむし、ぞうむし、あたごやま

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昨日、今日は少し蒸し暑い程度。梅雨の今時としては気温が低い日が続く。
延岡市、愛宕山で朝からずっと歩いていた。ベニツチカメムシのふ化予定日を読み誤り、すでにメス親はボロボロノキの実を運んでいた。落ち葉の下で待っている幼虫たちに給餌するためである。どう探しても抱卵メスは見つからない。
それでも久しぶりの陽射しの下、愛宕山を歩くだけでも気持ちがいい。
愛宕山IMG_1409.JPG枯れ枝を歩いていたイモムシ。目立つ模様だが、種名はまだ調べていない。

派手いもむしIMG_1210.JPG柿の梢を見上げれば、やはりいた。オオゴマダラエダシャクの幼虫だ。まだ若い。

オオゴマダラエダシャクIMG_1184.JPG
ススキの葉上を歩いていたのは、オオシロオビゾウムシ。シダ類を食すようだが、本種も初撮り。
オオシロオビゾウムシIMG_1380.JPG薬指に巻いたカットバンを更新する。昨日の朝、八幡浜港フェリーのりばでこけた時の怪我。
いや、こけたくらいではない。一メートルほどの段差からアスファルト路上にでんぐり返って落っこちてしまった。そのときに指を擦ったらしい。フェリー切符売り場建物の入り口は路面より高く、左右に設置された緩いスロープから玄関に入るようになっている。しかし、面倒だった。わずか3メートルほど迂回することが。そこで正面から一気にジャンプして、段差上に着地する予定だった。手すりもあったので左手だけでそこを掴めばさらに完璧だった。しかし、手すりを掴んだと思った瞬間、手は滑り、無情にも体はもんどり打って、後ろ向きに半回転して落下していた。右肩から腰にかけての横身で着地。頭を打たなくて幸いだった。私が落下する瞬間、玄関に出て来たご夫婦が、びっくりして段差の上から覗き込んでいた。じつに、かっこ悪かった。いい歳したおっさんが、やるか?助走も足りんかったな。

切符売り場の窓口に車検証と乗船名簿を出すとき、「カットバン、差し上げましょうか?」と
少し笑みを伴った声で女性が言ってくれた。薬指の傷が見えたのだが、その前に、私の落下現場を売り場の窓から見ていたようだ。とにかく、恥ずかしいことをしてしまった。次はナニをやらかすか?

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