副産物、そして今日もスズバチ

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宮崎市 大淀川学習館

台風の進路が気になっていたが、どうやら九州から離れて北上していること、
気温も高めなので、予報では曇り時々雨だったが、宮崎市内の大淀川学習館に出掛けた。

宮崎市内に入ると急に晴れ間が出て来て、夏日となった。これなら条件もいい。
さっそく撮影の仕事に取り掛かったが、なかなか思い通りには進まなかった。

こういう時、狙いとは別の虫の動きで少しは気持ちが癒される。

エノキの幹で産卵を始めたゴマダラチョウ。一個だけ産んだ。ちょうど目線の高さだ。


ゴマダラチョウ産卵_Z5A6397.JPG
ゴマダラチョウ産卵_Z5A6401.JPG何も成果が無いよりまし、とも言えるが
一番大事な目的が果たせないのでは、困る。癒される、なんて呑気なことを言っててはダメなのである。

ともかく、次にはどういう手段を講じるか、色々と考えてみる。終わったことをくよくよ悔やんでも仕方が無い。気持ちを切り替える。

今日は家を空けていたので、玄関のスズバチ泥巣の観察ができなかった。
午後4時半、家に戻ってみれば、4番目の巣室の口は閉ざされており、第5番目の泥巣が完成していた。
おそらく今日になってイモムシの搬入の続きを行なったのだろう。これまで1時間〜2時間内で完了できていたイモムシ搬入作業が、一旦中断して二日間に渡ってしまったのは、天候不良のせいだろうと思う。

で、午後6時半。とっぷりと日が暮れたので、門灯を点けた。

まさかこの時間帯にスズバチが来ている事は無いよね、と、それでもしつこい性格の私は、泥巣を覗いてみた。

すると、なんと!    いたのであった。 

それも、カップルで!!

交尾中だった。

「なんで!?」 正直 そう思う以外、何も思いつかない。
私が無知故に、そう思うしか無いないのだろうが。

午後9時現在、まだ濡れ場は継続中。

嫁さんに、しなくてもいいのに、わざわざ事の報告をしたらば、

嫁さん曰く、「だって夜なんだから、当たり前じゃない」

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