山仕事

| | トラックバック(0)
昨年の暮れ、コナラの大木2本をお隣の地主の方が伐採した。一本はうちとお隣との境界線上にあったので、私と協議の上、切ることにした。まだ2本、境界線上にあるがこれも近いうちに伐採する。
大きくなり過ぎたのである。そこで萌芽更新をすることにしたわけだ。

今日は撮影の仕事を終えたあと、カメラをチェンソーに持ち替えて、倒木の解体作業をした。

コナラ倒木IMG_6423.JPG
根元回りは一抱え以上もある大木だ。頂部の枝からしだいに根元へと向かって切断していった。
枝数は多く、切ったはいいがそれらを片付ける作業は途中まで。幹の切断も半分程度でギブアップした。

コナラ倒木IMG_6419.JPG
根元近くから分岐して2本の幹が伸びているので、作業量も倍になる。
チェンソーの扱いにはかなり慣れたが、樹木の重量バランスも見極めながら神経を張りつめ、慎重に作業をした。2回給油しての作業量だと、チェンソーの刃も切れが悪くなる。
作業後はチェンソーを解体掃除し、刃の目研ぎまでしておく。

ここ2年ほど、山仕事の時間がかなり減っている。色々、理由はあるがそのせいか、同じ作業量でも疲れを余計に感じる。スポーツと同じで、山仕事も日々、やり続けていないと体がなまってしまう。一番、体に悪いのがパソコンに向かってずっと部屋に籠っている作業だ。とは言っても本作りが私の仕事。そこで一日のうち、1時間程度は山仕事を入れるように心掛けたいが、いつもそううまくはいかない。

ま、当分の間はコナラ倒木の片付け作業がたっぷり残っているので、これをコツコツできるときにやるつもりだ。
しかし、今日はかなりくたびれた。疲れすぎると食欲があまり湧かない。

昨日は昨日で、穴掘り作業を4時間ほどやった。
これもとんでもなく疲れた。このあと撮影して、さらにデータをバックアップしたら、そこでギブアップ。

穴掘り_Z5A7790.JPG飼い犬のチョロが、犬小屋の前の地面に大穴を掘って、あたり一面土だらけにしていたので、「なにやってんだ!あんたは!」と恐い顔して怒ってみせたが、ふと我が身を振り返れば、私のほうが山のあちこちをボコボコに掘り返していたのだった。

チョロは私の掘削作業に影響されたかもしれず、叱った自分を反省した。
犬は飼い主をよく見ている。





« コミミズク幼虫はいつ動くか       バナナの香りとは »