雨の日のムシたち、ふたたび

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今日も雨。 お隣の町、山之口小学校で講演。

1時間お話をしたところで小雨になったので、予定していた校内観察会を

行った。傘をさしたり畳んだりと忙しかったが、ちょうど羽化の始まった

ばかりのアブラゼミがいたりした。観察会は無理かと思っていたが、

種数は少なかったものの、身近な場所での観察会ができてよかった。

昨日とまったく同じように、庭の花壇にはチョウが舞っていた。

ミヤマカラスアゲハ、今日は♀が来た。 うしろ翅がわずかに欠けているだけで、

新鮮個体だった。我が家の林でもきっと産卵していくことだろう。

ミヤマカラスアゲハ♀701A8699.JPG
オオチャバネセセリ(次)は、ストロボのプリ発光に反応して飛び立ってしまい、

最初のうちはうまく写真にならないが、やがてストロボの閃光に慣れるのか

撮影しても平気に吸蜜を続けるようになる。

オオチャバネセセリ701A8758.JPG
同じセセリチョウ科でも、イチモンジセセリ(写真無)とチャバネセセリ(次)は

プリ発光にほとんど反応しなかった。

チャバネセセリ701A8771.JPG
花壇に立てていたタケ竿では、アオメアブが獲物(セマダラコガネ)をガッチリ抱え、

吸血していた。

アオメアブ701A8715.JPG
まるで梅雨が戻ってきたかのように、連日の雨。 明日も観察会が予定されている

けれど、天気情報を見る限りでは、危うい。


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