ヒガンバナと蝶

| | トラックバック(0)
朝は濃い霧に包まれていたが、今日は久々に晴れた。

昨日は肌寒いほどだったのに、たちまち夏日。気温も30度まで上がった。

まさに残暑。

朝食をとっていると、窓の外でクロセセリが弾んでいた。

長い口吻を伸ばして吸蜜を始めたので、あわてて窓を開けて撮影。

クロセセリIMG_0415.jpg
嬉しい悩みだが天気が好転すると、食事もゆったりとはいかなくなる。

水分補給には気を遣うが、休憩などという時間はほとんどない。

カメラ4台に様々なレンズを装着し、縁側に並べておいて撮影に臨む。

畳に日本刀を何本も突き立てての勝負、という時代劇をふと思い起こす。

まさに真剣勝負だ、、、なんて、ちょっと大袈裟だが。

今日の撮影は、望遠ズームレンズから、超広角レンズ、超接写マクロレンズまでと

画角の領域が広くて、レンズ交換をしている暇などはない。

それだけ、庭の中だけでも興味深い虫の生業があったのである。

全部を紹介できないので、チョウだけに絞ろう。

花盛りのヒガンバナには、アゲハ類が次々と飛来していた。

アゲハ701A0551.jpg
写真はアゲハ(ナミアゲハ)のメス。オスも時々現れて、そうなるとメスに

しつこく求愛するようになる。

写真(下)のモンキアゲハと、ナガサキアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、

が次々と飛来したがなぜか、クロアゲハの姿はない。

過去7年間においてもクロアゲハは極めて少ない。いやほとんど来ていないだろう。

他に期待できるのは、オナガアゲハだが、これも来るには来るが、数は少ない。

モンキアゲハ701A0484.jpg

モンキアゲハIMG_0548.jpg





« アブラゼミの死、はらぼそつりあぶの交尾       悪魔の口づけ »