ヒサカキの開花に虫戯れ

| | トラックバック(0)
「ほら!白い小さな虫が飛んでるでしょ!見えた?」きつねうどんを食べてた箸を止めて、思わず窓の外を指差す私。「今日はチョウもたくさん飛んでいるけど、今の白いのはフチグロトゲエダシャクという、蛾なんだよ。昼飯食べながら、この蛾の飛翔を眺めることができるなんて、ちょっと他では経験できないんだよ。」と解説したが、家族はテレビ画面に顔を向けたままだった。ともかく、暖かい昼下がりだった。
キチョウ701A6533.JPG林を歩くとヒサカキの花の香りが漂って来る。ブンブンと虫たちの羽音も賑やかだ。中でも一番多かったのは、ニホンミツバチだった。
ニホンミツバチ701A6510.JPG
庭ではキマダラカメムシも姿を現していた。
キマダラカメムシ701A6540.JPG
カメムシでは他に、ルリクチブトカメムシも草むらを歩いていた。フチグロトゲエダシャクのオスの飛翔を、我が家の庭でも3回以上、目撃。下の谷津田では盛んに舞うオスが数頭、そしてメスも1頭見つけた。もう発生ピークは過ぎたかと思っていたが、まだまだ元気に活動しているようだ。
« ミヤマセセリ、蛹となり、マムシグサ伸び上がる       プラナリア »