プラナリア

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午後から天候が回復。晴れ間が出たので、待ってましたとばかり、川虫の撮影に出掛けた。数分で行ける川をいくつか巡り、川の中の石ころを拾い上げてはへばりついている川虫を探していたら、プラナリアがいた。
プラナリア_MG_4078.JPG高校3年生生のとき生物部に入ったが、同級生と一緒にプラナリアの実験をしようとした。まずはプラナリアを採集せねばと、松山市奥道後の手前の杉立の渓流で探した。杉立は昆虫採集でもよく訪れていたが、そこの渓流ならいるだろうと同級生を連れて行った。何匹か見つかり、初めてプラナリアの生きた姿を目にして皆で感激した。持ち帰ったプラナリアは、レバーを餌にして飼育しようとしたがうまくいかず、次々と死んだか消滅してしまった。結局、実験どころか飼育すらうまくいかず、有耶無耶になってしまったが、本のイラストや写真の知識しかなかった生き物を、自分の手で探し出したことは、とても嬉しかった。まあ、どこにでもいるプラナリアではあるけれど。正確には、ナミウズムシ。

川縁にツクシの群れが延々と続いていたので、少し採って卵とじにして食べた。
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