コマユミの枝尺

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三股町 田上

玄関を出たすぐの庭木に、コマユミが2本、離れて植わっている。今日の写真は先週11日に撮影。
刈ってもすぐに枝を伸ばす、元気のいい樹木だ。そのコマユミの枝には、毎年のこと、初夏とそして今の時期に、ウスイロオオエダシャクの幼虫がいつの間にか、居座っている。

ウスイロオオエダシャクIMG_9181.JPG探すまでもなく目に飛び込んで来るが、その瞬間、私は思わず頬が緩む。恐い顔がにこやかになる。
「また下向きかい!上向きならもっと完璧な枝になるのだけどね」とつぶやく。これも毎年の行事みたくなった。ウスイロオオエダシャクの大きさを見てもらいたいので、手に乗せてみた。
しっかりと尾脚で(美脚ではない)、私の手にしがみつく。ちょっとこそばゆい。

ウスイロオオエダシャクIMG_9209.JPGほぼ熟令かと思うが、昨日も葉っぱをモリモリ食べていた。
成虫の写真を撮りたくて、一度だけ飼育したことがある。成虫の写真は、林に放して撮れたけど、そういう写真はほんとうに面白くない。撮るなら産卵に来たとこrとか、交尾してますとか、自然の姿に迫っていきたい。と言いながら、なかなか実現は難しい。庭の中でもね。
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