クヌギカメムシ、はやにえ

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都城市 神柱公園

自宅の林では、ここ2年連続、クヌギカメムシの産卵を確認できていない。4年前には驚くほど多くの産卵♀が集まったのだが。
そこで例年、確実に産卵が見られる、神柱公園に出掛けてみた。
索莫とした公園ではあるが、クヌギの大木が3本植わっている。

クヌギカメIMG_0902.JPG樹を見上げてみれば、ヒョコタン、ヒョコタンと歩き回るクヌギカメムシ♀の姿があった。全部で3頭。
クヌギカメIMG_0899.JPG地面や幹上にポツポツと死骸も散見できた。産卵時期のピークは終わったようだ。ゼリーに覆われた卵塊もいくつか確認出来た。

さて、夕方の犬の散歩に出てみれば、林のすぐ下にある池がずいぶんと干上がっていて、プ〜ンと異臭が漂っていた。水位が60センチほど下がっている。

なぜだろう?

湧き水が枯れたか? こういうことは過去9年間に無かったように思う。気になる。

クワエダシャク幼虫を見ておこうと、斜面に登ってみたら、幼虫の姿は無く、トノサマバッタの真新しいはやにえが、立っていた。

クヌギカメIMG_0918.JPG胸部をズブリと突き立てられている。昨日から暖かい日が続いているから、モズの狩りも好調なのだろう。あんまり新鮮なので、チョロに投げてやったら、美味しそうに平らげていた。
モズさん、ゴメンナサイ。

仕事部屋の傍のクヌギに立っていた、タイワンクツワムシ♀のはやにえは、まだ残っていた。

クヌギカメIMG_0929.JPG
午後8時半、部活を終えて帰宅した次男が、「流れ星って、長く見られる?」と興奮気味に話すので、
「あ、それって、内之浦から打ち上げられたロケットじゃないか!?」と、私。

「まるで隕石みたいに赤い尾ひれが出ていて、白い煙も見えた」と、次男。

「方角と時刻からしても間違いない、ジオスペース探査衛星のイプシロンロケット2号機 、だよ!」





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