アゲハの越冬蛹

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あぜ道のカラムシ枯れ茎に、アゲハの蛹がついていた。
アゲハ越冬蛹P1200003.jpg「え!?こんな場所になぜ?」と、まずは不思議に思えた。
ここの周辺でアゲハの食樹を見たことがないからだ。

あらためて、周辺を探ってみたら少し離れた薮の中にカラスザンショウの幼木があった。すっかり葉を落としているうえに小さいので目立たない。
「育った食樹は、これしかないよな」と納得するも、これまで見落としていたことが気になった。

不思議といえば、まるで焼け焦げたかのような、蛹の姿だ。
こんなのは初めて見る。
先週、野焼きが行われたが、この付近では火が入っていないし、カラムシの茎も帯糸も全く焦げていない。
焦げているように見えるが、別の理由でこうした色になっているのだろう。


我が家P1200007.jpg我が家の背後には、鬱陶しい杉植林が連なっている。

(写真:OLYMPUS TGー4)

「青少年読書感想文全国コンクール」で、絵本「ダンゴムシの親子、まるちゃん、たびにでる」(旺文社)の感想文が内閣総理大臣賞を受賞した、というお知らせがあった。

本書の文章は麻生かづこさん、写真を私が担当した。

感想文を書いて受賞したのは、小学1年生の女の子で、本日、授賞式への案内状が届いた。
授賞式は2月4日だが、私は仕事の都合上、出席できない。

「ダンゴムシの親子、まるちゃん、たびにでる」は、宮崎に移転してすぐに受けた仕事の一つで、新しい生活を立ち上げたばかりのなか、気負いもあったと思う。

本書はしかし残念ながら、絶版になって今では入手不可能のようだ。

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