検死

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一昨日のアゲハ蛹を回収して詳しく調べてみたところ、
死因はわからないが、成虫の腹部は出来上がっていた。

アゲハ越冬蛹701A8082.JPG赤茶色に見えているところは透けている。つまり胸部から頭部にかけては、ほぼ空洞になっていた。
焼け焦げたのではなく、死亡してそののち腐食が進行したようだ。蛹内部には茶色の体液もわずかに残っていた。

ネザサやメダケの葉裏にごく普通に見られる、タケヒゲナガブチアブラムシ。
真冬にも関わらず、幼虫を産み落としている。

タケヒゲナガブチアブラムシIMG_2116.JPG
今朝の点検で自動撮影カメラには、初めてテンが写っていた。ただし、尻尾と後脚とお尻だけ。肝心のお顔はお預け。
しかし冬毛のテンは想像していたよりか、大きい。そして輝くように綺麗だ。

テンの動向は、糞の場所や落とした時期などから、薄らと想像できる。


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