2009年1月アーカイブ


昨日の暖かさは無い。それは北東風が吹き荒れているせいで、風が凌げる部屋の中などは4月上旬を思わせるぬくもりがある。

今朝は一番日当たりの良い居間でゴロゴロしながら本を読み耽っていた。

夕方になって犬の散歩に出てみた。
いつもと比べて鈍い歩き方にも、チョロはちゃんとテンポを合わせてくれる。

冷たい風はあっても、地面はかなり温まっていることだろう。
とりわけスイバ、ギシギシなどの越年草たちが、立ち上がろうとして活気に満ちているのがよくわかる。
ホトケノザもグングンと背丈を伸ばし、互いに競い合っているかのようだ。


W2315445.jpgそして、寒さに強いナナホシテントウたちも、もうじっとはしていられない、そんな気分なんだろう。

W2315443.jpg庭の家庭菜園にはヒヨドリがちょくちょくやって来ては、菜っ葉をたいらげていく。
嫁さんは頭にきて、ブロッコリーにビニルテープの囲いを設えた。

W2315446.jpg先週あたりからわが家の庭に頻繁に顔を出すようになったヒヨドリ。
ふむ、もしかしたらナガサキアゲハやモンキアゲハの蛹を喰った犯人はお前さんかい!?
確たる証拠はないが、このごろの出没ぶりを見ていると、疑いたくなるなあ。

これは、ちょっとした実験、つまり誘導作戦でもって、自白させることも可能かもしれん。
言い換えれば誘導尋問だな。





春のきざし

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今日はたいへん暖かい一日だった。

この記事を書いている部屋の外からは、タイワンクツワムシの懐かしい鳴き声が聞こえている。
敷地の南斜面ではムラサキケマンの葉っぱがにわかに元気付いてきたし、


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すでに花も開いた株さえある。

W2305403.jpgアブラナは去年の暮れからポツポツと咲き始めていたが、
今日は小さなハナアブがやって来てしきりと、花粉を舐め取っていた。

X2302146.jpg(写真/E-3  ズイコーデジタル35ミリマクロ+1.4倍テレコン )









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消えた蛹

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まずは、以前にも紹介したナガサキアゲハの越冬蛹
アジサイの茎に溶け込むようなカモフラージュを装い、じっと春を待っている。

X2272114.jpgこの角度から見るぶんには、別に異常無いみたいだが、、、、、、。

反対側から見てみれば。

X2272117.jpg蛹の体内はすっかり空っぽになっている。
何者かによって食べられてしまったのは明らかだ。
おそらく犯人は鳥であろうと思われる。

はて!だとすればすぐ近くのエノキの梢にあった、モンキアゲハ越冬蛹はどうなったろうか?
と、見上げてみれば、そこにあった緑色蛹は忽然と消えていた。
地面もくまなく探してみたが蛹は見当たらない。

どちらが先にやられたかは知りようもないが、
いづれにせよ、蛹を食べたのは同一犯人であろうかと、そう思う。

目立とうが目立たなかろうが、
一度、蛹のごちそうにありついた鳥はその味をしめて、同じような場所をしつこく探し回ったに違いない。

消えてしまい、そして抜け殻となってしまった、これらの越冬蛹は、去年の暮れに見つけた。
それからわずか一ヶ月。なんともはかない運命だ。
いや、これは特別のことでもない。私が見つける越冬蛹のその多くは、大概がこうして春を迎えることなく死んでいくのである。

だとすれば、私の目に触れないところには、
どれだけ多くの越冬蛹が姿を隠していることであろうか!!

モズのはやにえを探してみた。

探すポイントはわかっているつもりなので、お目当ての場所を覗いてみれば次々と見つかった。
そのなかでも見つけて嬉しいのが、これ。


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コブシの枝にグサリと刺されていたのはケラ

顔を見るとなんだかうらめしそうだ。


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 今日は午前中、私の住む三股町で講演会の仕事があった。
「三股町手をつなぐ育成会」という団体の主催。
「ひまわりの会」新春懇談会の講演として、私の虫のお話をさせていただいた。

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「東京の秋」

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今日はちょっと凄い標本がうちに届いた。

何が凄いのか説明したいところだが、昆虫関係誌に公表する予定なので、残念ながら今ここでは書けない。


W2225304.jpg今日、紹介したいのは私がときどき書棚から取り出して読み返す本の一冊。

荒木経惟+陽子『東京は秋』 (筑摩書房)1992年

私はこの写真+夫婦の会話文を読むごとに、
自分の幼少の頃の町の様子を想い出す。
私の町とは、東京とかけ離れた松山だが、
土壁の崩れていく匂いがたまらなく漂ってくる。


平和台公園を歩く

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今日は宮崎市内の県立平和台公園を歩いてみた。

同行者は女性4人。私が一番歳上ではあるが、おそらく皆さん、ほぼ同世代ではないかと思う。まるで同窓会みたいと言えば失礼だろうか。
平和台公園は高い所で標高60メートルくらいだが、広大な自然林のなかに遊歩道が延々と続いている。
今年の夏に計画している昆虫観察会の下見ということで歩いてみた。もちろん、昆虫の姿はほとんどなかったが、それでもキノコや植物、鳥などを楽しく観察できた。

なかでも皆さん、喜んでいたのは、キノコのツチグリ


X2231985.jpg ちょっとした崖地に多く見られたが、触って胞子粉を飛ばすのが受けたようだ、、、、。
自然観察も遊びの要素があればさらに楽しめる。

それと、「せせらぎ水路」ではすでにアカガエルの卵があって、驚いた。もうオタマジャクシが誕生しているのもあった。

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2時間ほど歩いて、昼食。

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質素だがたいへんおいしいおにぎり弁当だった。
器も竹皮でできていて気に入った。洗えば数回は使えるそうなのでいただいて帰った。器代はたしか50円。おにぎり弁当は300円。



(写真全て/E-3    ズイコーデジタル35ミリマクロ+1.4倍テレコン)










準備整う

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「虫の目レンズ」を低視点で使えるよう、工作してみた。
と、いうことはすでに先日、書いたことだが、、、、。

さて、その低視点化のアイデアの中に、私のオリジナリティは何も無い。
肝心なのはこのような「低視点型虫の目レンズ」が、どのような撮影場面で活かせるかであろう。
私の場合だと、これから作る本のどの頁に、その写真が活かせるだろうか、と問われるべきなのである。
た だしそうは言っても、私が今回作った「低視点型虫の目レンズ」について、私なりの現状報告はしておくべきかと思う。それが、工作のアイデアを参考にさせて いただいた多くの方々への礼儀かとも思う。その方々の氏名やハンドルネームは省略させていただくことをお許し願いたい。

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オガタマノキの宿

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犬の散歩コース途中にあるオガタマノキ。
そのオガタマノキは私が住んでいる地区の公民館(集落センター)に植わっている。
歩いて5分程度だろうか。

 神木であるオガタマノキは神社の境内ではよく見かける。三股町近辺の神社をいくつか訪れてみたが、しかしまだ見つかっていない。うちにも一本苗木を買い求めて植えてみたが、残念ながら2年目にして枯れてしまった。
三股町内でオガタマノキが確認できているのは、上記の公民館と他に2カ所をあわせて、わずか3本しかない。きっとどこかにもっと植えられているはずだが、丁寧に探し歩いている時間がない。

さて、1週間ほど前のこと。
公 民館のオガタマノキをしばらく眺めていた。もしやミカドアゲハの越冬蛹が見つかりはしないかという淡い期待を抱いていたのだが、混み合った梢を目で探索す るだけでは限界がある。ほんとうなら枝葉を手にとり、一枚一枚葉っぱをめくりたい。しかし、手の届く梢も数が知れている。
高い場所はどうだろうか、などと諦めきれずに背伸びしていたら、

3メートルあまりの高さで、ムラサキシジミが見つかった。

W2215278.jpg オガタマノキの葉表に2頭のムラサキシジミが頭をつき合わせるようにして静止していた。
ムラサキシジミの越冬場所が計らずも見つかったわけだ。
ずっと気になってときどき眺めていたが、今日になって初めて撮影してみた。
3メートルの高さだから、脚立を用意して目線の高さになるようにしてカメラを構えた。

せっかく脚立に登ったので周辺の梢をしつこく探索していたら、ミナミトゲヘリカメムシも見つかった。


X2211982.jpg ミナミトゲヘリカメムシは東京の清瀬でも冬のこの時期に何回か遭遇したことがある。
もっとも本種は南方系のカメムシで、30数年前に鹿児島県で発見されてからしだいに分布を拡げてきている。つまり、もともと日本にはおらず台湾や中国からやって来たようだ。

(写真上/E-520       ズイコーデジタル50ミリマクロ)
(写真下/E-3      ズイコーデジタル25ミリ+2倍テレコン+魚露目8号)



準備

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一昨日からの工作も、今日で完了できた。

スタジオの片隅にある作業机は、デスクトップパソコンのi-Macが無くなったおかげで縮小できた。
机はほどほどの広さにしておきたい。机の上がいつの間にか物置スペースになっていた、なんてことになりかねないからだ。

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 今日は暖かいのでなんとか机に向かっていられたが、この部屋は暖房を入れないようにしており、しかも北向きなので冬の間はかなり冷える。このような光景はじつはここ二日間だけのことであり、冬には珍しいシーン。

  去年、久しぶりに少しだけ使ってみた「虫の目レンズ」だが、やはりどうしても低視点撮影ができないと困るケースがあった。そこで材料だけはすでに揃えてお いたので、冬の今のうちに低視点撮影用のレンズを新たに作っておいた。正確に言えばレンズを作るというより、レンズからの光路を曲げる鏡筒を作ったわけ だ。
「鍋焼きうどん」のアルミ鍋は、小物入れとして机上整理に役立つ。いや別にアルミ鍋でなくても良いのだが、、、、。

 窓の外からペキペキという、ササのはぜる音が聞こえてきた。
谷津田を見下ろしてみれば、田んぼの真ん中で刈ったばかりのササを農家の方が、燃やしている。ササを刈ったそのまま焼却できるなどというのは、なんとも羨ましい限りだ。
うちでは、少なくとも60センチ以下に裁断してからでないと焼却不可能である。この裁断作業はたいへん厄介であり、時間もたっぷり掛かる。
 
  ササ刈り作業は進んでいるが、随時に溜まったササを処分していかないといけない。積んでおけばいいようなものだが、そのスペースにも限りがある。だいたい ササが朽ちて土に戻るまでには2、3年どころかそれの何倍もの年数が必要であるから、刈ったササは焼却するしか策がないのである。
 もちろん乾燥させて有効利用もするけれど、必要以上に量が多すぎるのと、すでに立ち枯れてしまったササが、ササ林全体の半数以上を占めている。

 ササを刈るといっても、まずはその枯れてゴチャゴチャに絡んでいる枯れササを、一本一本抜き取っていく作業が必要となり、林の再生作業にはたくさんの工程がある。
 今日はどこから手をつけようか、などと作業前の思案も日々の日課となっている。
 


虫のしわざ

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夕方の犬の散歩途中で見つけたのが、この泥巣

W2195259.jpg ほぼ毎日、通っている場所なのにこれまでこの泥巣に気付かなかった。
おそらくは草のしげみに覆われていたせいだろう、と言い訳しておこう。

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このブロック土留めはなんとも味けが無い。しかし、そのわずかな傾斜、そして凹み、表面のざらつき具合、など諸々の条件をうまく利用するのが昆虫達の得意技でもある。
例えばこうして泥蜂のメス親は、子育て用の泥巣を残して立ち去る。
うまくすればこの泥巣の中の各個室では、泥蜂の子どもが春を待っているはずだ。

泥巣はかなり強固にコンクリート面に付着しており、巣をこわすことなく取り去るのは難しい。



昨日までの寒さが緩んだかと思えば、今日は正午前から雨となった。
外に出れば、空気が生暖かい。

うちの林に出入りするけものは、溜め糞を見かけることから、まずはタヌキだろう。
そしてニホンザル(目撃例一回)。さらに、イタチ(おそらくホンドイタチ。糞もよく見かけ、御本人にも2回ほど遭遇)。
あとアカネズミ(シャーマントラップで捕獲して確認済み)。
さらに可能性としては、ホンドギツネ(400メートル先のご近所の庭で目撃されている)、アナグマ、イノシシ、モグラ、ハクビシン。
あとコウモリ類も夜間には飛翔しているはずだが、種名までは確認できていない。

そして、まだ姿を見ていないがノウサギも多いようだ。

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ノウサギの糞は敷地の中でもよく見かける。
手にとってみれば、ノウサギの糞は乾燥していてまるでペットフードのようだ。
行儀良く一カ所にまとめてあるところが、なんとなく微笑ましい。

雨だから、というわけではないが、今日は室内でずっと工作をしていた。
もうだいぶ前から計画していた工作だが、なかなか時間がつくれなかった。



はやにえのその後

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昨日、紹介したはやにえのツチイナゴだが。

今朝早く、気になって見に行ってみた。
外は氷点下でずいぶんと寒い。辺り一面が霜で真っ白になっている。

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夕方の犬の散歩も、今日は慌ただしい。
ま、その理由はともかく、駆け足で散歩していると田んぼの畦で野焼きした跡に遭遇した。
まだ火が残っているようで煙がくすぶっている。
焼け残ったセイタカアワダチソウの枯れ茎に、モズのはやにえが立てられていた。

 はやにえはツチイナゴだったが、つい先程まで生きていたのだろうと思えるほど、新鮮である。体のどこにも損傷は無い。突き刺されたところ以外は。

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朽ち木アパート

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長さ40センチ、太さ12センチの朽ち木を拾い上げてみた。

その朽ち木はずっと前からクヌギの根元近くにころがっており、半分は草に埋もれていた。
敷地の西側にある大きなクヌギの、その枝の一部が枯れて落ちたのだろう。
今朝、その朽ち木を割り砕いてみた。素手で容易に割り開くことができたが、中からはコクワガタの幼虫が8匹。オスの新成虫1頭。メス3頭が現れた。
他にはヒゲジロハサミムシが20匹近く、そしてムカデ類も5匹以上、、、、、、。
朽ち木の容積からして、密集度がたいへん高い。



ナナミノキ

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ナナミノキはモチノキ科の常緑樹。別名、ナナメノキ。ナナミノキは静岡県以西の暖地に分布している。

 うちの敷地の西側には、このナナミノキが一本だけ生えている。

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講演

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今日は三股町教育委員会 生涯学習係からの依頼で、講演を行ってきた。
題目は『昆虫採集を通した自然体験』
聴講なさったのはおおむね60歳以上の年配の方々。男性はお二人だけで50数名の残りの方は皆さん女性。


まだまだ元気

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我が家の外壁には、ジョロウグモがまだ居残っている。
ジョロウグモの数は3匹だがいづれも網巣に陣取っており、今でも獲物が掛かっているようだ。
もっとも、敷地内にたくさんいたジョロウグモは、産卵を終えそのほとんどが死に絶えてしまった。

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今日の冷え込みは厳しく、北九州地方ではかなり雪が降ったようだ。
私が住んでいる南九州方面でも、標高の高い山地では積雪となった。

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写真上は霧島山の高千穂峰だが、ここでの積雪を見るのは宮崎に来てから初めてのことではないかと思う。

 南九州といっても、ここ三股町の冬はけっこう寒い。
今日は、これまで取っ払っていた脱衣室の扉を、あまりにも寒いので取り付ける作業をした。
この扉は入居前のリフォーム時に、使い勝手が悪いということで開閉方向を替えてもらったのだが、
しばらく住んでみると、その必要もなかったことが判明した。
 で、扉を取り付けようとしてみたら、うまく扉が納まらない。どうしたことかとあれこれやっているうちに、開閉方向を替えてもらったおりに、職人さんが扉の歪みを補正していることがわかった。その歪み補正のため、元の開閉方向に戻すと扉がうまく閉じないのであった。
そのため扉の下側を鉋(かんな)で削ったり、蝶番の止め位置を細かく調整したりと、その作業に数時間を要してしまった。

 うちにある鉋は小細工用のため、作業も捗らなかったが、鉋を使いながら懐かしく想い出したのは中学生の授業であった「技術」の時間だ。鉋や旋盤の使い方など、中学の技術で習ったことは今になってもたいへん役に立っている。

(写真上/E-3   50-200ミリズーム+2倍テレコン)
(写真下/E-3   50ミリマクロ)

今回の記事はカメラ機材について。

 昨年、OLYMPUSフォトフェスタで参考出品されていた「ツインフラッシュブラケット」。
たいへん気になっていたが、その試作を年末に借り受けることができた。
 このブラケットは、Eシリーズカメラに搭載されているワイヤレスRCフラッシュシステムを近接撮影において有効利用できるアクセサリー。
  しかし、OLYMPUSのRC対応ストロボはマニュアル発光でもワイヤレス機能が働くから、ストロボとこのツインフラッシュブラケットの組み合わせは、ど このメーカーのカメラでも使える。ツインフラッシュブラケットのみでも、もちろんどのメーカーのカメラにも取り付けできるので、例えば既存のマクロツイン ストロボ発光部の固定用としても重宝するはずだ。


おねっこ祭り

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 今日は私の住んでいる三股町田上地区で「おねっこ祭り」(どんと焼き)があった。
 この行事も宮崎に来てから2回目。田上に住み始めてもうすぐ2年目を迎えようとしている。

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ミカドアゲハアオスジアゲハ越冬蛹、今のうちならこの両種の蛹を並べてみることもできる。

昔撮った両種の蛹の写真を使ってフォトショップ上でいじれば、白バックに並列という画像処理も簡単にできることかもしれないが、私はフォトショップを器用に使いこなせない。そこで、両種の蛹を実際に並べた写真を撮りおろしてみようと思った。


脱皮

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昨日、紹介したガ類の幼虫が脱皮した。脱皮開始時刻は午後8時36分。脱皮終了は同53分。
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宮崎県総合博物館

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 月一とはいかないまでも、年に数回は宮崎市内に出向く。
用事はさまざまだが、その折にできるだけ立ち寄りたい場所がある。
 宮崎県総合博物館がその一つ。
 昨年の12月26日にも用事のついでに子供と見学してきた。

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蛹づくし

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雑木林のへりで見つけておいた越冬蛹は、ナガサキアゲハモンキアゲハの2種類。

 このところ、こうしてチョウの越冬蛹が連続して登場するのは、意図的なのものではなく、成り行きに過ぎないのだが、私は蛹というものが妙に気になって仕方が無い。
 完全変態をする昆虫のなかでも、やはりチョウの蛹は特に人の興味を引きつけるものがあるように思う。ガの仲間にもけっこう面白いものが揃っているが、しかし、チョウほどに目に触れ易いわけではなく、出会いの頻度は低い。
 もっともそれは努力と情熱しだいでもあるけれど、、、、、。





 昨日も書いたように、この八幡神社では20年ほど前にサツマニシキの幼虫を見つけたことを思い出したからだ。神社を左手に見ながら反時計回りに裏参道へと車を乗り入れてみた。ちょうど車3台が止められる駐車スペースがある。

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愛媛の冬

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 昨年12月の28日から、愛媛県の実家に正月帰省し、宮崎に戻ったのは昨日の1月2日。
私と嫁さんの実家、松山市と西予市のそれぞれに滞在するのは例年のこと。四国も高速道路がどんどん拡張されて、遠く離れた両家間の移動もほんとうに短時間化された。
 
 28日から31日の午前中までは、宇和海に面した小さな町にある嫁さんの実家に投宿。穏やかな海面には真珠養殖の筏が並ぶ。


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